イベントレポの続きにしては長過ぎたので記事独立しました!
---
今回の新刊(二人よがりの箱庭)はやりたい装丁を詰め込んだのでその点でも楽しんでいただければ〜と思います!
表紙:レザックろうけつ白
遊び紙:トレペ黄
いつもお世話になっているスズトウシャドウ印刷様「おすすめセット」です。あと表紙絵のペン入れはゴールド(パールぽい発色)を使用しました。冷たくて寂しくて閉鎖的な感じ…。手青本では2回目のアナログカラーでとても気に入っている笑。しかし本文は沖縄へ修学旅行に行っていて夏制服〜とかいう、表紙イメージとちぐはぐしていますが。
表紙は更にマットPP加工をしたかったものの、印刷所さんから難しいとのお返事をいただいて今回は断念。レザックのように凹凸が大きい紙にPP加工だと気泡が入っちゃうかも〜とのことでして。印刷所さんにもよるとは思うのですがご参考までに…!
---
とっっっても超絶どうでもいい話をすれば、今年からの同人誌作り目標(暫定)を今回で実践したので備忘録がてら書いておきます。
①意図をもったデザイン以外では出来るだけフルカラー表紙にする。カラーが超絶苦手になって逃げていたのと単色刷りが単純に安いからってことで今まで単色表紙が多く…。段々とこのお話はこんな色合いのイメージだな〜とか想像しやすくなってきたので、それを出来うる限りアウトプットしていこうという意気込みです。
②2016年執筆分からペン入れ方法を変える!というか改善!今までシャープペンシルで描いてデジタル補整していたのから、ミリペンに変更。最終的にはデジタル処理だから後者にしても補整はするのですがやはり大分変わるので…。線の太さも0.5のみから0.05〜0.8(コマによって使い分け。大体は0.2〜0.4を使っています。)に変わっているので、比較して見ると印象変わっているなと自分でも感じます。いかがでしょう
左:2016年2月 / 右:2015年6月
去年のは無駄に影の斜線が入っているから余計にモッサリしている感が否めない笑。個人的にはミリペンで描いた方がスッキリしているかなと感じていて、今後もミリペンでちゃんと描いていきます!
同人誌自体を初めて描いた頃のは、自分はトーンとか白黒ハッキリ描くのが合わない!鉛筆で描く!ってグレスレ頼りなのを描いていて、だんだん漫画ぽく描こうからの名残&自分なりの時短化で清書はシャーペンっていうのが残ったままだったんですよね。何せラクだし。でもやっぱ違和感あるし、つけペンでなくてもせめてミリペンで…と思い、あれこれ自分に合うペンを探して実行に至りました。
6年前とかいう化石(人生1冊目の同人誌原稿/ジョジョ)
いざ実践したらペン入れ、シャーペンでもミリペンでも時間そんなに変わりないっていう苦笑ぶり。己はあまり修正しないほぼ一発描きタイプだなと思い返して…気付くのが遅すぎなんだな?!
ちなみに本文用のペンはサクラクレパスのピグマを使用しています。耐水性だからコピック絵のときも使えますね。筆圧によって多少太さは変わるのですが、0.05/0.2/0.4/0.8を所持してはいる。あとは手嶋くんのベタ用に筆ペン!これもアナログの方が早い!今までマットなベタはデジタルでやっていたけどはるかに時間かかっていた(バケツではなくペンツールでちまちま塗っていたので…)
ほんとはオールデジタルでコマンドや自分用パレットを駆使するのが一番効率がいいんでしょうけど、アナログ脳なのでこれからも出来る部分はアナログでやっていくのかな〜。
次に新調したいのはトレース台。A3サイズの分厚くて重いから、小さくて薄くて軽いのをいつか…!そんな感じで今年もゆるーく活動していきます。
---
今後出したい手青本の表紙ネタ画像つらつら。いくつ実現できるかな?!
(ふんわりネタ思いついた程度のもあるからボツになる可能性もある)